92話 復活した者たちの野望
脚本高橋 哲子
絵コンテ波多 正美
演出阿宮 正和
作画監督荒木 英樹
キャスト犬夜叉:山口 勝平
日暮かごめ:雪乃 五月
七宝:渡辺 久美子
弥勒:辻谷 耕史
珊瑚:桑島 法子
桔梗:日高 のり子
裏陶:太田 淑子
炎珠:折笠 富美子
瓦丸:佐々木 誠二
家来:西前 忠久
家来:大林 洋平
家来:田島 康成

アニメオリジナルです。「復活した者」って桔梗のことかと思ったのですが、桔梗と同じ境遇の人が他にもいたというお話でした。久々に裏陶という名前を聞きました。
オリジナルキャラの炎珠は、秘めた部分というか陰の部分があって可愛らしい子でした。服も髪型も女の子っぽくて。声はなずなや娑蘿姫、映画の浅葱とその話のポイントとなる女キャラをされることの多い折笠富美子さん。瓦丸は大将っぽい感じの漂う風体。渋いボイスに惚れ惚れ、声は佐々木誠二さん。炎珠と瓦丸の2人は、裏陶によって甦った死人という設定です。炎珠は桔梗を甦らせる手伝いもしていたようで、桔梗によって裏陶がたおされる場面も実は見ていたようです。
瓦丸率いる兵隊人形たちに久々の飛刃血爪!って、どこから血が出てきたんだ〜〜?あ、その前の刀を手で受け止めた時に出たのかな?でも飛刃血爪出した後血出てないし・・・。と細かいところいちいち気にしてちゃ駄目ですが。
甦っても死人であることは変わりなかったり、人を殺すために人形を作ることへの苦悩、もう死んでもいいと思う炎珠のキャラクターは魅力的でした。同じ死人である桔梗や、今生きているかごめたちにも「なぜ生まれてきたのか」について考えさせるテーマはなかなか深いものがありました。どうせなら1話じゃなくて、2話とか時間をかけてくれた方が・・・瓦丸もあっけなかったし。しっかりとした答えが出なかったようなふわっとした終わり方だったので。
人形兵たちがたくさん並んでいるシーンは圧巻でした。


93話 出没する謎の助平法師
脚本大和屋 暁
絵コンテ石原 立也
演出石原 立也
作画監督池田 晶子
キャスト犬夜叉:山口 勝平
日暮かごめ:雪乃 五月
七宝:渡辺 久美子
弥勒:辻谷 耕史
珊瑚:桑島 法子
八衛門狸:中嶋 聡彦
いたち妖怪:龍田 直樹
松村:西前 忠久
女:百々 麻子
女:岡本 奈美
竹村:河相 智哉
竹村:藤本 隆行
娘:市川 まゆ美
梅村:田中 一成

シリアスな雰囲気を漂わせる珊瑚のナレーションから始まります。サブタイトルとは似ても似つかない雰囲気なんですが、ちょっとおのろけ〜な感じvv
今回は、弥勒がかっこかわゆい池田さん作画監督のお話。とにかく弥勒(ニセ含め)が表情豊かでかわいい。とにかくかわいい、変化しても声はあの甘いボイスなのでこれまた。特にニセ弥勒が村の人の家でご飯を食べてる時に、お箸の先をくわえて上目づかいなうりゅうりゅ弥勒がかわいいぃいいい〜〜〜vvVVかごめも過去に、家でおでんを食べてる時にやってたあの仕草です。ヤバい!!私がこのポーズにめっちゃ弱いことをなぜ知っているんだ、アニメスタッフ・・・!!!
弥勒と珊瑚が背中合わせで戦うところが好き。この2人に限らず背中合わせの戦いは、お互いの信頼関係がよく見れて好きです。
今回は、画面が真ん中に小さくなってまた大きくなるという場面転換や、魚眼レンズのような絵や、面白い斜めの遠近感のある構図など新しい効果が随所に見られた回でした。イタチ妖怪の攻撃も3連続で見せてましたし。ニワトリやウグイス、そして戦国時代の農民の様子などを所々入れてくれたのは良かったです。場面転換がちょっと難しかったからね・・・ニセと本物の弥勒がごちゃごちゃになりがちなので。
上目づかい弥勒の時に、ハチのよく持ってる酒瓶が横に置いてあったのはヒントでしょうか。でも私は先を考えて見ることはあまり無いので、葉っぱが出てくるまで気づきませんでした。葉っぱが出てきても「七宝か〜」とかまだ気づけないのが私。
弥勒がモテないのはありえない!モテます!!
「無欲の勝利ですよ・・・ですよですよ・・・(エコー)」の部分は笑えました。
オチはうすうす感じてはいたけれど、無理のない展開でよかったです。ニセ弥勒の行動とかやりすぎっぽいんですが、実は全然違和感無かったりする・・・宴ではしゃぐニセ弥勒の姿が普通に見えてしまった!弥勒って意外に動かしやすいキャラということが分かりました。
とにかく今回は、とにかくとにかくおちゃめで可愛い弥勒がたっぷり見られたのでお腹いっぱいです♪


94話 四魂の玉を造る者 前編
脚本千葉 克彦
絵コンテ新留 俊哉
演出鳥羽 聡
作画監督佐久間 信一
キャスト犬夜叉:山口 勝平
日暮かごめ:雪乃 五月
七宝:渡辺 久美子
弥勒:辻谷 耕史
珊瑚:桑島 法子
出雲:松本 大
オロチ太夫:中村 大樹
九十九の蝦蟇次郎:立木 文彦
牙猿:西前 忠久
小助:若林 直美
小助の父:田中 一成

ストーリーの根幹ともいえる部分にあえて挑んだオリジナル。
「四魂の玉を生み出す力はその美しさに宿ったのであろうか。」・・・あうち、出雲!!
今回のテーマは「四魂の玉」。前回のギャグ全開の話とは真逆のシリアスなオリジナル。あんまりギャグっぽくないと、先が読めないので見ていて純粋に面白いです。原作ではこーだったよあーだこーだ言わないですむので疲れません。
冒頭からずっと怪しい無表情の出雲が、不気味でいい感じ!出雲ってちょっと前のるーみっくキャラみたい。
くしみたまさきみたま・・・出雲がちょっとしつこかったけど、あのキャラは気に入ってます。学者出雲。天津飯もびっくりの太陽にむけての気功砲出雲。
ニセ水神っぽいのが出てましたが、誰も「あの時の!?」とか気づきませんでしたね・・・かわいそうなオロチ太夫。ニセ水神と何かが違うと思ったら、敬語使ってないし声優さんも違う方でした。ってオロチ太夫強ッ!!「は!!」って・・・破魔矢ふっとばしてる・・・
九十九の蝦蟇まで出てきたと思ったら名前が蝦蟇次郎・・・;卵の中の人間は裸じゃないんですね。蝦蟇はあれは趣味でそうしてたんでしょうか・・・なんちゅーこっちゃ。あ、でも露姫は取り込まれた直後は着物着てたっけ。時間が経つと着物も無くなるのかな。・・・どーでもいいね。
いやいやいや〜〜、牛王強すぎるね!!映画のボス・・・とまではいかないけど、ゲームのダンジョンボス並みに強いですよ!!ニセ四魂の玉すごすぎだよ!!!
前編は謎な部分が多くて、後編どうなるのか普通に楽しみvv
「復活した者たちの野望」と私の中では少しかぶってしまうんですが、今回は前後編に分けてきっちり書いてくれているのでいいですな。


95話 四魂の玉を造る者 後編
脚本千葉 克彦
絵コンテ西森 章
演出阿宮 正和
作画監督佐久間 信一
キャスト犬夜叉:山口 勝平
日暮かごめ:雪乃 五月
七宝:渡辺 久美子
弥勒:辻谷 耕史
珊瑚:桑島 法子
出雲:松本 大
オロチ太夫:中村 大樹
九十九の蝦蟇次郎:立木 文彦
牙猿:西前 忠久
小助:若林 直美
妖怪:田中 一成

前編では、サブタイトルは「造る者たち」と複数形のほうがいいんじゃないのかな〜とか思ってたんですが、でもこれは単数形にして牛王のことを指しているみたいです。オロチ太夫や蝦蟇次郎や他の妖怪たちは、ニセ四魂の玉を得るかわりに牛王に協力してたんでしょうか?でも牛王に反発してる妖怪もいたしなぁ・・・
「ニセ水神と似てる!?」とは気づかなかったけど、九十九の蝦蟇には気づいたかごめ。こいつは元祖より強いんじゃないだろうか・・・口からぱくぱくですよ。そういえば、蝦蟇次郎が死んでもみんな丸いやつに入ってぷかぷか浮いてましたね。死んでも残るのかな。
そして何気なく弥珊で竹筒間接キッス〜♪
屍舞烏を矢で射るあのシーンや、ニセ水神を真っ二つにするあのシーンの再現が見られました。わざとああいう風にしたのかな。
ファンの間ではちょくちょく言われている(たぶん)犬夜叉一行の四魂の当てはめ。勇は犬夜叉、親は七宝、智は弥勒、愛は珊瑚でした。私はかごめも入れると、かごめが愛で珊瑚が親かな・・・と思ってたけど、今回はかごめは別格。
出雲は実は半妖という展開。出雲は昼と夜で変わるタイプのようです、特殊だね。今回のテーマは「四魂の玉」だけだと思ってたら、ラスト10分辺りから「+半妖」って感じになってました。そしてまさかの「無欲の勝利ですよ・・・ですよですよ・・・(エコー)」(93話)フラッシュバック。出雲は強欲みたいに描かれていたけれど、妖怪になりたいんじゃなくて汚れのない人間になりたいそうで。人間で徳のあったお父様に憧れてたんでしょうね。結局かごめの見たあのミイラが出雲(父)でいいんですよね?
うおー!!タイツ無双復活!!!(参照
牛王としてでもなく、人間出雲として死ねなかったのはちょっと哀しい。見た目の問題だけど、心は汚れのない人間で死ぬことができたのではないでしょうか。・・・タイツ無双だったけど。
おおおお!!ラストがすっごくいい感じですな〜!!出雲は心優しい人間でした。


96話 病気になったあの邪見
脚本隅沢 克之
絵コンテ福本 潔
演出福本 潔
作画監督中島 里恵
キャスト犬夜叉:山口 勝平
日暮かごめ:雪乃 五月
七宝:渡辺 久美子
弥勒:辻谷 耕史
珊瑚:桑島 法子
殺生丸:成田 剣
邪見:長島 雄一
りん:能登 麻美子
地念児:江川 央生
おばば:藤 夏子

オープニングが変わりました。感想は他のページで。
と、いうわけで、カラーで動く七人隊に今回は心を奪われてしまったため、本放送ではずーっと心がそわそわしていてあまりしっかり見ていなかったような気が・・・。
「こいつ心せめ〜・・・」って犬夜叉には言われたかないわ。アニメのかごめは若干心が狭いけど。
りんの悲鳴にすぐさまかけていく殺生丸パパパパパ〜、空中で横回転!トルネードアターックッッ!!!(最猛勝相手に)
邪見のためにがんばるりんちゃんがかわいいvvv
なんで殺生丸のところに最猛勝がたっぷり出てきたんだろ?残していったみたいなことを殺生丸は言ってたけど。なぜか兄弟喧嘩勃発。そしてなぜか殺生丸不機嫌。りんが邪見にばっかり気をつかってるから?
地念児が再登場(じねんじって打ったら一発で変換できた・・・)。でもただの地念児じゃない、人間地念児・・・。にっ、人間でも暗闇で目が光るんですか、あなたは!?
わざわざ犬夜叉と殺生丸を戦わせ、地念児を人間にしたかといいますと・・・りんが1人で薬草を取りに行く状況を作るためですよね・・・ちょいと無理が・・・。殺生丸も丑寅と聞いてあっさり引き上げる。そしてキメの「ヤツは許せん!」。
崖は阿吽に乗っけてってもらえばいいのに・・・。家族のことを思い出しながら崖をのぼるりんの横顔が、少しかごめに似てるなぁvv邪見はちゃんとりんが薬草を見つけてきてくれたってことを分かってたのかな?殺生丸が渡してたしね。
今回から「犬夜叉のツボ」が井戸の中身は何じゃろなっ♪になりました。まぁネタも尽きてきたけど、子供番組っぽくなってきたね。

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