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「謎の手紙事件・前編」   まろんサマ
「いってきま〜〜〜す!」
そう言って家を飛び出した少女の名は、日暮かごめ。
戦国時代と現代とを行き来している、特別な少女。
今日は学校のテストがあるため、現代に帰ってきているのである。
「あら?」
かごめは玄関先にある、郵便受けを見ている。
何か怪しげな手紙が入っているのだ。
(何かしら・・・日暮・・・かごめ様・・・?私宛??)
かごめは何かその手紙が気になり、そのまま学校に持って行くことにした。

(う〜〜ん。なんか変な手紙ねぇ・・・切手も貼ってないし・・・直接届けたのかしら??)
学校でもそのことをずっと考えていたが、
手紙には妙な暗号のようなものが並ぶだけである。
(そだっ。弥勒様や珊瑚ちゃんに相談してみようっ。
 友達に相談したら・・・ラブレターだなんて言われちゃうもんね。)
「か〜ご〜めっ!北条君が呼んでるわよ〜♪」
かごめの友達は、何かすごく嬉しそうだった。
「あっ。ゴメンね!急いでるの!」
かごめはダッシュでその場を切り抜けた。
「日暮・・・あの手紙・・・読んでくれたのかな??」
北条君は寂しそうにポツリと言った。

ドサッ。
かごめはまたしても大きなリュックをしょい、
手紙を片手に戦国時代に向かった。
「お?今日は早いじゃねーか。」
犬夜叉がどこか嬉しそうに笑ってかごめを迎えた。が、しかし・・・
「弥勒様はどこっ!?」
かごめは犬夜叉には用がないと言うかのように、弥勒を捜す。
「・・・なんでぃ・・・」
犬夜叉はスネた様子でどこかに行ってしまった。
「犬夜叉・・・。あっ、弥勒様、珊瑚ちゃん!」
「おお、かごめ様。今お戻りで?」
「かごめちゃん、お帰り。」
「かごめーっ!!」
七宝もかごめを暖かく出迎えてくれた。
「ただいま。実は相談があって・・・」
「えっ・・かごめちゃん・・・。もしかして犬夜叉になんかされたの!?」
「はっ・・・まさか私の教育を真に受けてしまったのか・・・!?」
「何を教えたんじゃ。この不良法師っ。」
「ち、違うよ〜っ」
かごめは3人の想像を止めた。

「ふむふむ・・・これが相談事ですか。」
「難しいね・・・。ただの嫌がらせかなぁ??」
弥勒と珊瑚は手紙を見つめ、考え込んでいる。
「おらにも見せろぉっ。」
七宝が手紙を読み始めた。
「何々・・・?
『 するめは体に良い!
  好き嫌いなくちゃんと食べよう!!
  家出なんかしちゃダメだ!!
  もっと好きなことやってからだ!
  それからホッとしような!
  遊んだり運動したりすると気が楽になるよ!!
  遊園地でジェットコースターなんて乗ると最高!!
  行こうよぉ!今日でも明日でもっ!!
  一緒に行く?嬉しいな!!』
なんじゃこの手紙はっ。メチャクチャじゃのう。」
「ぉおっ!!」
弥勒が突然叫んだ。
「何か思いついたの!?」
「あっ、いや・・・私の頭脳を持ってしても解けないとは・・・ビックリですなぁ。と。」
「弥勒様・・・キャラ変わってるわよ。」
そんなこんなで、一行の謎解きは全く進まないまま、日が沈んできてしまった。
「そろそろ楓おばあちゃんのところに帰りましょうかっ。」
「そうだね。」
「オラお腹減ったぞぉ!!」
「はいはい七宝ちゃん。」
にっこりしながら言うかごめに、七宝は嬉しそうに抱っこされている。
すると、またしてもこんな言葉が聞こえてきた。
「オラお腹減ったぞぉ!!」
「弥勒様・・・何やってんの・・・」
「あ・・・いえ・・・。」
(私も珊瑚にニッコリ抱っこしてほしかったなぁ・・・。)
弥勒は何か妙なことを考えていたのであった。

さて問題。
・・・ここで忘れられている人がいます。
それは誰でしょう??

つづく
あとがき
ハッピーバースデー管理人様!
ということで、またしても書いてしまいました。(汗)
暗号、貴方は解けたでしょうか??
後編で多分(?)明らかになるので、気になったら見て下さいねvv
あと、「さて問題。」は気にしないで下さい〜(笑)
次も頑張りますっ。

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「謎の手紙事件・後編」   まろんサマ
「おい。お前ら・・・オレのこと忘れてただろっ。」
犬夜叉はスネた様子で言った。
「ゴ・・・ゴメン犬夜叉・・・謎解きに夢中になってて・・・」
かごめは犬夜叉をなだめるように言った。
「ま、犬夜叉に解けるものではありませんから。」
「しょうがないのう。」
「けっ。」
犬夜叉はグサリとくる言葉を言われ、
一人前にしょげた様子だった。が、しかし。
「オレにも見・せ・ろ!!」
弥勒から手紙を無理矢理取り上げてしまった。
「う〜ん何々・・・はぁ??バカかこいつ。変なことばっか書きやがって・・・」
「わからないでしょう?」
弥勒は少し弾んだ声で言った。
「バッ、バカ野郎!!ただ・・・」
「ただ?」
みんなは声を合わせて聞いた。
「漢字がわからねぇだけでぃっ。」
「・・・・。」

「ハイっ。犬夜叉。全部平仮名にしたわよ。」
「よっしゃぁ!これで暗号が解けるぜ♪」
「ホントに??」
かごめは疑いの眼差しで犬夜叉を見ていた。
「ほ〜ぉ、犬夜叉。平仮名でわざわざ書いてもらったんじゃなぁ。」
「うっ、うるせぇんだよっ。」
犬夜叉は七宝を片手でつまみ上げた。
「ふ〜ん・・・。平仮名にしてみると、結構変わって見えるものだねぇ。」
珊瑚がのぞき込みながらそんなことを言った。
「ん??」
犬夜叉につままれ、斜めになって手紙を見つめている七宝が、何か思いついたようだ。
(おっ、おらわかってしもうた・・・。)
「七宝ちゃん。何か思いついたの?」
「あっ、いやその・・・。」
七宝は咄嗟にウソをついた。
(この暗号・・・かごめに言って良いのじゃろうか??
 いやその前に・・・犬夜叉がいる・・・。うぅ〜む・・・。)
「七宝、七宝ー??」
弥勒が顔の前で手を振る。
七宝はしばらく考え込んでしまった。

「よぉしっ。このことはかごめと犬夜叉には秘密にしよう!」
七宝は決心した。
「何を秘密にするの?七宝。」
「こっそり言っちゃいなさいっ。七宝v」
「なっ・・・!!」
珊瑚と弥勒が突然現れたので、七宝は心臓が止まりそうだった。
(まぁこの2人ならいいか・・・)
七宝は話し始めた。
「実はこの暗号、平仮名に直さねば解けぬのじゃ。」
「平仮名??」
2人は顔を見合わせ、平仮名の暗号を見た。
「それで・・・斜め方向に一つずつ読んでみい。」
「ふむふむ・・・」
「す・き・で・す・ほ・う・じ・ょ・う・・・って!?」
「好きです〜!!?」
2人は思わず叫んでしまった。
「しっ・・・しーっ。このことがかごめや犬夜叉にバレたらどうするつもりじゃ。」
七宝は人差し指を立て、2人の口を抑えた。
「そ・・・そうだね。」
「現代で届いたということですから・・・かごめ様の時代の人が殺され兼ねない。」
「この“ほうじょう”とかいう者、会ってみたいのぉ。」
「私達が井戸をくぐれたら・・・はぁ〜。」
3人は揃って溜め息をついた。その時。
「七宝ちゃ〜ん、珊瑚ちゃん、弥勒様ー??」
かごめが3人を探しに来たのである。
「まっ、まずい!!これを見られたらバレてしまうっ!」
「狐火ィっ!!」
七宝は咄嗟に手紙を燃やした。
「あら?何やってるの?七宝ちゃん。」
「い、いや・・・狐火の練習じゃっ。」
「そうなんだ〜。あっ、暗号解けた?」
3人はドキリとしたが、またしてもウソをついた。
「あの暗号、やっぱりイタズラなんじゃないでしょうかね??」
「そうだよかごめちゃんっ。早く捨てちゃいなっ!」
「それが一番じゃ!!」
「そ・・・そう??」
「そうだよ!!」
3人は声を揃えて押した。
「う・・・うんわかった。捨てちゃった方がいいわよねっ。」
(ホッ・・・)
かごめは手紙を捨ててしまった。
「これで良かったんじゃ・・・これで・・・」
3人はヒソヒソと話していた。
「知らぬが仏。という言葉もありますし。」
「一件落着・・・かな??」

・・・しかし・・・
まさかあの男が暗号を解いたとは誰も思ってはいなかった・・・。
「す・き・で・す・ほ・う・じ・ょ・う・・・!!?」
1人の少年は、井戸へと飛び込んでいった・・・。
そう。北条君をしばきに。

まぁその後かごめに見つかり、
「おすわり」を連発されたのは言うまでもないことである。
あとがき
ついに謎が解けてしまいましたね〜。
なんだか今回はとってもヘボヘボな小説でした・・・(今回も!)
でも管理人様は喜んで下さるので唯一の助けですvv
それに書いてて楽しかったかも?(笑)
後編まで読んでくれた方、どうもありがとうございましたっ(^^)

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