「能力者・・・・」  sachiサマ
御神木の影に1人少女が立っている
名前はかごめ、かごめは能力を持っている・・・・・・・・・
その能力は物を動かしたり瞬間移動や飛ぶことができる

か「はあーー」
かごめはため息をつく
か「(私、なんで能力なんてもってるんだろう)」
そう能力者はかごめだけだったのだ
他の妖怪や人に知れたらその能力を持っているかごめを狙ってくるのだ
「かごめーーーー」
何処からか聞きなれた声がする
か「誰・・・・・・」
犬「かごめっ、探したぜ」
かごめの後ろに立っていた
か「犬夜叉・・・・・・・」
犬「ほら、帰んぞ」
犬夜叉はかごめを腕を掴み引っ張る
か「あ・・・・」
かごめの能力の事は犬夜叉達も知っている
珊「あっ、かごめちゃん犬夜叉お帰り」
か「ただいま・・・」
かごめは作り笑顔で言う
犬「・・・・・」
七「犬夜叉、どうした?」
犬「いや、なんでもねえ」
犬夜叉はかごめが作り笑顔をしたのがうすうすと気づいていた
楓「おお、2人共帰ってたか」
弥「楓様、お帰りなさい」
犬夜叉達はご飯を食べた後楓がこんなことを話し出した
楓「かごめの特殊能力の能力(ちから)を持ったと知ったとき
  幼い頃、薬を飲まされたはずだ」
か「くす・・・り」
犬「覚えがあるのか?」
か「ううん、全然」
かごめは顔を横にふる
楓「こんな危険な薬を本人に断る者はいない」
楓はある実験をした
楓「今、かごめの能力がさらに強くなっているはずだ」
弥「能力が強くなっている」
珊「もし、かごめちゃんの能力が強くなったら他の妖怪にばれちゃうの?」
七「やばいのかっ・・・?」
楓「そこでだ、浮揚実験(ふようじっけん)をする」
か「浮揚実験・・・・」
犬「なんだそれ?」
楓「この、中に水の入ったガラスのつつを落とすから浮かばせてみろ」
そう言うと楓はガラスを落とした
か「・・・っ」
フッと止まった
楓「そのまま浮かばせておけ」
パンッとガラスが割れた
か「あ・・・・」
犬「かご・・・め」
犬夜叉が手を差し伸べたとき弾かれた
か「あっ・・・・ごめんなさ・・・・」
かごめが犬夜叉に触れようとした
か「・・・・・っ!」
自分の手を見ると水がかかったはずなのにそれが血に見えた
珊「かごめちゃん?」
か「(血・・・・誰の・・・?)」
かごめは手にかかった水が血にしか見えなかった
弥「かごめ様」
か「い・・・いやーーーーー」
犬「かごめっ」
楓「いかん、ショック症状だ」
七「楓おばば」
犬「かごめっ」
犬夜叉はかごめを強く抱きしめる
か「いや・・・・・・・・」
犬「落ち着けかごめ」
かごめの瞳は黒く汚れて見えた
楓「いかんかごめはいま、能力が強くなってる」
か「触らないでっ・・・・・・私から離れて・・」
七「かごめっ、しっかりするんじゃ」
弥勒がかごめの背中が黒く光っていたのに気づいた
弥「犬夜叉、かごめ様の背中が光ってるぞ!」
犬「背中?」
犬夜叉がかごめの着ていた巫女の服を脱がそうとした時・・・・
か「やめてっ!!」
かごめは能力を使って犬夜叉を引き離した
犬「かごめ・・・」
か「あ゛ぁーーーーーー」
かごめは倒れた
珊「かごめちゃんっ!」
かごめはまだ意識があるがかすかな息をしていただけだった
犬「かごめ!!!」
か「こ・・ない・・・で」
楓「そうはいかん!」
楓はかごめに近づき服(巫女)に手を差し伸べた
か「やめて・・・・」
かごめはまた能力を使った
楓「犬夜叉、お前がやってくれ」
犬「あ・・ああ」
犬夜叉はかごめの服を脱がした・・・
犬「あ・・・・・あ」
犬夜叉には驚きが隠せなかった
それもそのはず、かごめの背中に蜘蛛があった
珊「かごめちゃん、奈落にいつやられたの?」
弥「分からないが、かごめ様は知っているはずだ」
か「だから・・・い・・や・・だった・・の・・・・・・・に・・・・・・・・」
かごめは意識が無くなった
犬「俺は、かごめが話してくれるまで待つ」
七「そうじゃ、話してくれるまで待っていた方が良いのではないのか?」
その時、かごめが消えかかっていた
犬「お・・おいかごめっ」
弥・珊・七「かごめ(様)(ちゃん)」
犬「かごめっ」
かごめはとうとう消えてしまった
犬「あ・・・あ・・・・・かごめーーーーーーーーー!」

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