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「傷の跡」   ゆめっころ♪サマ
俺・・・なんてことしちまったんだ・・・。
あいつの体を、仲間を傷つけてしまった。

ゆっくりと風が吹く中、犬夜叉は太陽に照らされながらそんなことを考えてた。
それは昨日のこと、旅の中、また犬夜叉は変化してしまったのだった。

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「かごめっ!お前は隠れてろ!!」
「でもっ・・・やっぱりだめっ」
「かごめ様!!大丈夫です。私達が付いています。」
「そうだよかごめちゃんっ!雲母、いくよ。」
「じゃぁ七宝かごめを頼んだぞっ!」
「おう!おらがしっかりせねば・・・」
そういうと犬夜叉達はかごめを木の陰に隠して妖怪に向かっていった。
「てめぇ!!そんなに村を襲ってたのしぃのかよ?」
「あぁ・・・?お前だれに口きぃてるんだ?・・・・そうか、お前は半妖だな?」
「けっ!なめた口きくんじゃねぇ!それがなんだってんだ!」
「ふっ・・・半妖がなんでこんな人間とつるんでんだ?」
「・・・てめぇ!!!!!!!!!!!風の傷!」
犬夜叉は自分のこと、仲間を侮辱されたことによって怒りを鉄砕牙にぶつけ、
妖怪に向けた。
「やったか?」
みんながそう思っていた。
「けっ。あんなやつ、口ほどでもねぇ。」
しかし、妖怪は生きていた。
「おいっ小僧・・・その刀が強いんじゃねぇか。」
犬夜叉は気を抜いていた。妖怪は犬夜叉と鉄砕牙をはじきとばした。
「うぅ・・・。」
「犬夜叉があぶないわっ!!また変化しちゃうっ!!」
その光景をみたかごめはその場に今でも犬夜叉のそばにいきたそうな顔をする。
「だめじゃぁかごめっ!!」
そのかごめの様子をみた珊瑚は
「飛来骨!!」
しかし珊瑚の飛来骨でさい弾き飛ばす妖怪・・・
「てめぇ・・・・何いっってやがるんだ。」
「ほぉ?なんだその目つき?腕で勝負しろやっ小僧。」
「いかん!!犬夜叉!!」
犬夜叉の目つきは変わり、すごく苦しそうだっ・・・
「ダメ!!犬夜叉!!変化しちゃぁダメ!!」
「かごめぇ!!だめじゃぁ!!いってもぉては死んでまうぞ!」
「ほぉ・・・本物の妖怪になろうってのか・・・?」
「犬夜叉!!いけないよっ。」
だれがいっても犬夜叉はもがき苦しむ。
「まぁおもしろいっ。見てやろうじゃないか。」
「そんな余裕なんぞありませんよっ!!風穴!!」
「きさまっ・・・ただの法師じゃないのか・・・・うぁああああああああああ!!」
妖怪を一気にのみこんだ風穴。
弥勒は風穴をしまうと犬夜叉の元にかけよった。
「だめだよっ、法師様、犬夜叉はまだ苦しんでるよ。」
「これは妖怪のせいじゃありませんからねっ。
こらっ犬夜叉!!目を覚ましなさい!!」
「うぅぅぅうぅぅっぅ・・・」
「犬夜叉!私達がわからないというのか!!」
==バシンッ==
弥勒は犬夜叉の爪によって頬を傷つけられた。
「法師様?大丈夫??・・・犬夜叉・・・」
「・・・やはり私達ではとめられませんなぁ。」
「犬夜叉ー!!!!!」
「かごめぇだめじゃぁ!!」
「かごめ様、今近づいてはいけませんっ!!」
弥勒はかごめの腕をつかんだ。
「でもっ・・・でもっどぉしろっていうの?だめよっ変化しちゃうもんっ!!」
弥勒の言うことも聞かずかごめは犬夜叉のそばに駆け寄った。
「うぅうううううううううううううううう」
「犬夜叉!!ねぇ?あたしが分かる?」
「うぅぅぅ・・・・ぅ」
「犬夜叉!!」
犬夜叉のうなり声は一行に収まらない。
それどころか、だんだん爪は妖怪の爪になってきている。
「犬夜叉!!変化しちゃだめ!!」
かごめは犬夜叉に抱きついた。
「うぅう・・・・・」
((かごめ・・・かごめ))
「だめよっ犬夜叉!!」
「うぅぅ・・・・」
((かごめ・・・かごめの匂いだ・・・))
「犬夜叉!!!!!!!!」
「うぅぅううぅう・・・・・あぁぁあああああああああ」
=グサッ=
「うぅ・・・・」
「かごめちゃん!!!」
「かごめぇ!!」
かごめは両腕を犬夜叉に押さえつけられ、腕には犬夜叉の爪が食い込んでいる。
「いぬ・・やしゃ・・・・お願い、ねっ?もどって・・・。」
「かごめ様!これを、鉄砕牙を!!」
弥勒は跳ね飛ばされた鉄砕牙を取りにいった。
犬夜叉に近寄り、鉄砕牙を渡そうとしたが、どぉも弥勒にはできない。
「弥勒様・・・私に貸して・・・。」
「かごめ様・・・・。腕・・・・・いえっ、わかりました。」
かごめは弥勒から鉄砕牙を受け取るといたいたしい腕をしながらも
それを犬夜叉の胸に押さえつけた。
「犬夜叉!!!!!!変化しちゃだめっ!!」
押さえつけられた鉄砕牙からは光が満ちあふれ
犬夜叉はまるでおし戻されていくようだ。
かごめも跳ね飛ばされ、その場に倒れこんだ。
「うぁぁあああーーーーーーーーーーーーー!」
犬夜叉は自分の中に残っている人間の力を出して鉄砕牙を握り締めた。
光は消えてやっと元に戻った犬夜叉。額にはうっすらと汗。
みんなを見渡した。
弥勒の頬が傷ついている。
なによりかごめが目の前でぐったり倒れこんでる。

「・・・おれ・・・・。」
「犬夜叉!!元にもどったんだねっ!!」
「犬夜叉!!こわかったぞぉ!!」
そういって犬夜叉の肩に飛び乗る七宝。
しかし犬夜叉はほっとした表情も見せない。
「・・・かごめの血が・・・爪に・・・」
「犬夜叉!!自分を責めてはなりませんっ!!」
「かごめっ!!!!大丈夫か?かごめっ!!」
犬夜叉は自分の爪に付いている血を見て、混乱をしているようだ。
かごめ腕からは、大量ではないが、血が流れている。
「かごめっ!!!!」
「犬夜叉・・・?もどったのねっ・・・だめよ責めちゃ・・・・よかった。」
かごめは落ち着いたように犬夜叉の胸に倒れこんだ。
「とにかく楓様の家にもどりましょう・・・」

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昨日こんなことがあったからだ。
まだ犬夜叉は考えている。

「犬夜叉?」
「・・・・かごめっ・・。」
「横にすわるよ?」
風と一緒にかごめの匂いも犬夜叉を包む。
犬夜叉らしくない顔。
「まだ気にしてるの?」
「・・・。」
犬夜叉は無言のままかごめの肩をもって自分の胸に引き寄せた。
「・・・いたっ。」
犬夜叉の爪がかごめの傷に触れたようだ。
犬夜叉はまたせつない顔をする。
そんな顔をみてかごめは
「犬夜叉、もぉ大丈夫よっ。だからっ自分を責めちゃだめ。」
「・・・ごめんなっいたかったろ?」
「ううん。」
「・・・なにいってんだ?今かって痛いっていったじゃねぇか!」
「いつもの犬夜叉に比べたら、こんな傷。比べ物にもならないわ。」
「ばかやろう!!おれは人間と体のつくりが違うっていってんだろ?」
「でもそれは回復力の違いだけじゃない。最初の痛みはみんな一緒よ。」
「ったく何いってんだお前は・・・」
「へへっ・・・犬夜叉、がんばったんだもんっ。だから自分を責めちゃダメ。」
「・・・・。」
「あたしは大丈夫。いっつも犬夜叉に守られてるんだもんっ。ねっ?」
「あぁ」
やさしい風が2人を包み込むように吹いてくる。
「みんなのとこに戻ろうよっ。犬夜叉。」
「あぁ、・・・かごめっ。」
((こいつは・・・なにがあっても・・・まっすぐにおれをわかってくれる。・・・ありがとう。))

2人は手をつないで、太陽を背にしてみんなのとこに戻っていった。

end
あとがき
犬かごを久しぶりにかきました。
最近、漫画もアニメも犬夜叉すくなすぎ!!
やっぱりクライマックスに近いからなんでしょうかぁ・・・?

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