少年サンデーコミックス 5巻
犬夜叉 (5)   出版社・・・・・・・・小学館
  発売月・・・・・・・・1998年4月

表紙
緑と赤と白というクリスマスカラー。桜の花びらが舞う中たたずむ犬夜叉はかっこいい♪今までなんとなく定まらなかった、犬夜叉の衣の色がびしっと決定した感じです。
折りこみ
カマを持って不気味な笑みを浮かべる裏陶。どこかの怪しい祈祷師のようです。
中表紙
1巻以来全く出番のなかった桔梗。スタイルいいな〜
裏表紙
愛しの朔犬!黒髪は、普段より数倍可愛いvv



1話 蜘蛛頭
犬夜叉、いつの間にか3人の中のリーダーっぽくなってます(笑)
一行が乗っている舟はどこから持ってきたんだろう?舟貸しで借りたとか?でもそんなお金持ってないだろうなぁ、まだ弥勒もいないし。やっぱりどこかから借りて(盗って)きたのかしら。
なずな登場。男勝りな性格ですが、服の模様も合わせて可愛い女の子です。
大量の蜘蛛頭は本当ひぃいい〜ってぐらい気持ち悪いです;このページ、いつもさらっと飛ばして読んでましたが、今回感想を書くにあたって、初めて直視してじっくり見ました…。やっぱり気持ち悪っ!
そしてめでたく朔犬初登場ー!黒髪ロングが素敵ッ!


2話 新月
朔犬かわいーっ、かわいすぎーっvvV
「…なにジロジロ見てんだよ。」ってコマは、私の犬夜叉史上首位独占の大好きなコマです。このぷっくらしたほっぺと、なんてったって照れ顔がたまんねーっ///このコマで私は朔犬にオトされた!
昔からの付き合いだったであろう冥加も、犬夜叉が妖力を失う時を知らなかったのだから、犬夜叉はずーっと1人で人間としての夜を過ごしていたんですね。でも、妖力を失ったからといっても弱点は変わらないんです、かごめの涙ナイス!
寺に四魂のかけらをとりに戻った犬夜叉と七宝。「七宝、狐火!」と七宝に火をつけさせる犬夜叉の図は、「うる星やつら」のあたるとテンちゃんを少し思い出してしまった…;キャラクター的には、七宝とテンちゃんは同じような役回りだと思います。
うおっ、和尚さんの手がにょい〜んと伸びた!ピッコロみたいだ!


3話 蜘蛛の巣
七宝の術またもや活躍!どんぐり可愛いな〜、あれだけでもストラップとかにしたら、私買っちゃうヨ。
四魂のかけらがあれば、蜘蛛頭の親玉(和尚)の寿命は500年ものびるわい…って、のびなくてよかったです。もしそんなに生きられたら、かごめのいる現代まで生きてることになるからね;そう、前々から思ってたけど、かごめのいる現代は私たちが暮らすような妖怪とかはいない世界。でもかごめがタイムスリップした、犬夜叉のいる戦国時代は妖怪がうじゃうじゃいます。現代と戦国が繋がっているとしたら、たくさんいた妖怪はどうなってしまったんだろう?それとも、犬夜叉のいる戦国時代は、1つのパラレルワールドで、かごめのいる現代には直接つながっていないとか…?まぁこの辺については、考察のページで今後とりあげてみようと思います。
いつと違って死んでしまいそうな犬夜叉を見て、泣きながら犬夜叉を助けようとするかごめ。犬夜叉に「ばか」って言われても「ばかだもん!」って言い返すかごめが素直で可愛いです。


4話 結界の中
冥加は危険な時にいつも逃げ出すけど、いつも重要な役割りを果たしてくれると思います。血を吸いだしてころんとなった冥加がかわいいなぁ。毒を吸い出したって言うけど、冥加自身に毒はまわらないのかな…。ノミ妖怪って、なんでノミなんかにしたんだろう、と思っていましたが、ノミ妖怪とは良い所に目をつけられましたね〜、先生!七宝も変化の術かわいいっ!七宝は変化の術はやっぱり、人間が得意分野なのかな?
犬夜叉はたぶん、今まで自分のために涙を流してくれた人なんていなかったんでしょうね。(母親とかはあるかもしれないけど、まぁこれは例外ということで)疲れたからか、人間になっているせいか、気の迷いか分かりませんが、犬夜叉がかごめに素敵な台詞を!!かごめと一緒に私もドキドキ...vvV後にも先にも、こんな大胆発言はあまり犬夜叉の口からは出ません!


5話 犬夜叉復活!
サブタイトル通り、犬夜叉半妖に戻りました。半妖に戻ると、ヨロヨロもしなくなって色々回復するみたいです。夜が明けて人間から半妖に戻る時の、中途半端な感じの犬夜叉が好きですv
なずなの心の隙に付け込んでいた和尚。父の敵と知らずにずっと仕えていたなずな。七宝の時に続いて、敵討ちに犬夜叉がどう介入していくのかが見所です。


6話 かけらのありか
なずなに「敵をとって!!」と言われた犬夜叉は「ふざけんな。」と言い返します。これは「てめえの敵はてめえでとれ!」みたいな説教的な意味はたぶん込められていないと思います。犬夜叉は、ただ四魂のかけらを手に入れるために蜘蛛頭を倒そうとしているのであって、なずなのかわりに敵を討とうなんて考えていないと思います、七宝の時と同様に。
う〜ん、でもなずなちゃん。犬夜叉に助けてもらえて、敵討ちに協力してもらえて、とっても良いヤツだと知って、よく犬夜叉に惚れませんでしたね!戦いの中とはいえ、犬夜叉に抱きかかえられて名前まで呼んでもらえたのに…。まぁ小部屋でのかごめとの会話も聞いていたみたいですし、そんな感情が出てくると終わり方もさらっとしないだろうし、これでよかったです。なずなは村で平和に暮らしていくでしょう。(そんななずなのその後が気になり、小説書いたことのある私)


7話 骨と土
かごめはやり強し!ほっぺをビンタされた犬夜叉は、身体的にも精神的にも相当痛がっているみたいです。にしても表情が可愛すぎます。桔梗はもっとおしとやかな女性だったんでしょうねー。
あははは...確かに生傷が絶えません、楓おばあちゃん。
「行こ?犬夜叉。」って、にこっとほほ笑むコマのかごめがすっごいかわいいです。そんなかごめを見ようとせず、そっぽ向いてる犬夜叉…もったいない!こんなにかわいいのに!!犬夜叉とかごめ、良い雰囲気のシーン。でも犬夜叉は、かごめを見ていたのではなくて、その奥の桔梗を見ていたと思います。犬夜叉の憂いを帯びた表情がなんともいえずっ。そして、かごめのあの性格が好きです。
犬夜叉もようやくここからシリアスモードというか、物語の骨格といいますか、中へ入っていきます。


8話 抜け殻
表紙のかごめがカワイイ。シャンプーのCMみたい。
まだここではかごめは、犬夜叉と桔梗の仲は犬夜叉の片思いだったと思っています。でも、犬夜叉にはなぜか片思いってシチュエーションが似合っているのはなぜだろう…。特に、年上の女性相手だと妙にハマるから不思議。「かわいそーなやつ」が恋愛に関しては合うんでしょうか、犬夜叉。
そして桔梗復活です。いつも思うけど、桔梗が入っていた人器を裏陶がカマでガツってやる場面。よく桔梗の顔に傷がつかなかったと思います。そんなに分厚い人器には見えないのに…
かごめはどちらかというと「かわいいv」って感じです。桔梗のほうは年上なだけあって「美しい」という感じ。2人とも黒の長い髪が素敵です。
そしてやはりどんな状況でも強いかごめ。あんな状況で「ちょっと、なにすんのよ!?」なんて口をよく裏陶にきけるな〜と思います;


9話 拒絶
七宝またまた活躍!葉っぱを大きくして落ちてくるなんて、相変わらず可愛い術を使いますね。
そして犬夜叉と桔梗の過去が少しずつ明かされてきます。犬夜叉と桔梗はたしかに似ているかも。グチをこぼすなんて、桔梗はたぶん犬夜叉が初めてだったんじゃないのかな…。同じような境遇の犬夜叉だからこそ、弱みをみせてしまえたんだと。
桔梗の寂しそうな顔、かっ…かわいい///ありゃあ誰だって、気になって気になってしょうがないよね。犬夜叉の「気になって…桔梗のことばかり考えるようになってた」ってまさに恋!じゃないですか。人を好きになる気持ちの流れって、まさにこんな感じですよね。
それで裏切られたから、犬夜叉は桔梗を憎んでいる。…にしては、そうは見えない。なのでたぶん犬夜叉は、桔梗を完全には恨んでいないと思います。好きだった人をそう簡単には憎めないよね、信じたいもん。


10話 裏切り
かごめの魂が、裏陶によって作られた桔梗の体に「還った」ということは、かごめが桔梗の生まれかわりなのは確定ですね。
おばあさんの姿の楓が、若い姿の桔梗を「おねえさま」って呼ぶ図はちょっと面白い。
犬夜叉は桔梗に裏切られたと言い、桔梗は犬夜叉に裏切られたと言い、お互い自分が裏切った憶えは無い。ここでようやく、謎だらけだった1話の冒頭につながりそうです。もしもあの時、何事も起こらず、桔梗が犬夜叉に四魂の玉を渡して犬夜叉が人間になって四魂の玉が消滅していたら…まぁこの物語は始まらないわけですが;「四魂の玉を守る巫女」ではなく、1人の人間として幸せな人生を桔梗はおくれませんでした。そう思うと、桔梗の人生って;;故に、犬夜叉と桔梗が幸せになる、そんな話があってもよかったんじゃないかって思ったりします。

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