166・167話 二人の絆 四魂のかけらを使え!
脚本隅沢 克之
絵コンテ青木 康直、加瀬 充子、佐藤 照雄
演出佐藤 照雄
作画監督菱沼 義仁 ほか
キャスト犬夜叉:山口 勝平
日暮かごめ:雪野 五月
桔梗:日高 のり子
楓:京田 尚子
冥加:緒方 賢一
七宝:渡辺 久美子
弥勒:辻谷 耕史
珊瑚:桑島 法子
奈落:森川 智之
殺生丸:成田 剣
邪見:長島 雄一
りん:能登 麻美子
白童子:小林 愛
神楽:大神 いずみ
神無:ゆかな
御霊丸:寺杣 昌紀
岳山人:側見 民雄
樵:田中 一成
名主:志村 知幸
村人:西前 忠久
行者:佐藤 ゆうこ
行者:真田 アサミ
行者:奥島 和美
行者:水城 レナ

最終回放送当日、OPのANGELUSが流れだしても私はいつも通りでした。蛇骨や蛮骨初登場の回は、1週間前からずっと心臓ばっくんばっくんだったのに。なぜでしょう・・・感想を書いている今、犬夜叉が終わってから何ヶ月か経ったんですが今になってようやく犬夜叉が終わったんだ〜って実感できました。あまりにも毎週月曜夜7時=犬夜叉という生活に慣れすぎてしまって・・・大事なものは、無くしてからじゃないと本当の大事さは分からないなんちゃらですね。
そういえば今回のスポンサー紹介みたいな所、勝平さんの声じゃなかったですね。なぜだろう・・・そして話はずれるけど、SPだから仕方ないがやっぱりCM多いよね・・・
前回もそうでしたが、ラスト2回は原作を読んでいない方に不親切な作りになってました。原作をマッハ4でこなす今回、カットカットカーット!!そして容赦なくカット!羅漢像を巧みにスルーし、説明的な台詞を加え、少々理解しがたいオリジナルを加え・・・
いつもの犬夜叉アニメだったら許されるかもしれないけど、今回はそう、最終回なのよ。
目玉の妖怪がえらく気持ち悪かった。げじげじ動くわ、穴あけられてもピクピク動くわ・・・
河原で靴を気にするかごめちゃん。戦国時代にローファーなんて履いてくるからだYOOO!!!犬夜叉とかごめの会話の後ろで、珊瑚が弥勒にさりげないタオルの気遣いをしていたのに救われました。
そして行者3人組登場。
ゴン×3と殴るシーンや「おー上等だ、だったら...」の所のリズミカルな動きが良い感じでした。原作では1コマであらわされている所を、アニメでまた一味違った楽しみ方ができて面白かったです。思わずスロー再生を・・・1人1人細かく表情があってスゴい、スローでも追いつけないぐらい。
殺生丸と神楽のシーン、2回の出会いを1回にまとめ上手く混合。
邪見のアドリブ(たぶん)が冴えていましたね、「見てないで〜」とか「ちゃんとべべ着ろ〜」には笑いました。神楽の「皮肉だな」が無かったのが少々心残りでしたが。
御霊丸の首をはねる白ちゃん。蛍光赤を背景に、吹き出る血とスロー・・・白ちゃん最後にかっちょよかったねぃ。
御霊丸のお墓の前、みんな手を合わせているのに犬夜叉突っ立ってるだけって・・・えー!?原作では可愛く松明を持って後ろから温かく見守っていたというのにっっ・・・
そしてそして、今回のタイトルにもなっているメインのお話はラスト15分でやっと開始!妖怪化を抑えようと、必死な犬夜叉が迫力のある映像と勝平さんのナイス演技で鳥肌たちました。「体が...」の台詞は聴いているだけで、犬夜叉が今どんな状況にあるのかが伝わってきますね〜。この辺り、犬夜叉が少々つり目気味だったのですがそれはそれで迫力があってヨシですな。
弥勒様も一刻も早く手当てしなければ、一刻も早くここから抜け出さなければ・・・という極限状態に陥り、やむを得ず四魂のかけらを渡せとかごめに言う犬夜叉、どきどきどき...
がーっ!!!!ここで桔梗と神無のシーンに切り替え!見せ場のテンション落としてどーする!しかもあっさりとかごめちゃんも四魂のかけら渡してるがなー・・・
そして今回、私のココロにある意味深く刻まれた名(迷)シーン。
かご「犬夜叉、負けないで!」
>♪たらら〜ららら〜ららら〜らららぁ〜♪
ここでラブモードか、ここでラブミュージックか!!音楽の力って偉大ね!!映画やね、もう!!もうここからは目を覆いたくなるような展開に・・・少女漫画を見せ場でやる犬かごであった。鬼の腹をぶち壊して、犬夜叉がまず心配するのはかごめちゃんでしたね。まぁそれは、どうなるかごめ!?状況になってしまったからだろうけど、どうなる!?どきどきどきどき...
がーっ!!!!次のシーンであっさりかごめ回復!むしろ法師様のほうが重傷です。そして最終回ということで、冥加じいちゃん登場。相変わらず小さいままであった。
二人の木の上のシーン。こりゃあ最終回にはうってつけのシーンでしたな〜。犬夜叉に寄りかかるかごめちゃん、そしてそれに寄りかかり返し(なんじゃそりゃ)をする犬くん。かごめちゃんが犬夜叉に寄りかかってちょっと犬夜叉がとんと動いて、犬夜叉がかごめちゃんにまた寄りかかってかごめちゃんがとんと動いて。
このシーン永久保存ダヨッ!!!!!!
そのまま初代EDの「My will」に入ってくれて、グッドですね、私的にはこの終わり方好きでした。EDにはキャラ総出演でありまして・・・鋼牙、あんた良かったねぇ!!前回の話で存在を消されていたあなたにどれだけのファンが涙を流したことか・・・満月をバックに、やはり走っている鋼牙くん。かっちょいいーvと思いつつ狼だから月という結びつけに微笑(汗
なんか草太の隣に誰かいるぞ・・・誰だ・・・あ、ひとみちゃんだ!そしてコナンの服再登場。井戸の前で待ち伏せする犬夜叉に思わずトキめくワタシ。「My will」がBGMだとつい少女漫画的感覚に・・・
そして、犬夜叉ファンの間に今もそしてこれからも永遠に語り継がれるであろう名シーンのお時間です。
犬夜叉の「道があるかぎr...(略)」ってもう引用するだけでも気疲れしてしまう台詞から始まり、最大の悪夢、>どこまでも奈落を追うぞー!おーっ!!(全員右腕を頭上高くあげる(幻想))明るく楽しく冒険は始まるのですね・・・そうですか、これはわくわく冒険Storyなのデスカ!!!それに「おーっ!!」ってあんた・・・世界の平和を守る犬夜叉軍団じゃないんだから・・・木の上の犬かごの終わり方に「ほ〜v」とした過去の私のところへ行って殴りたい気分になりました。
オープニング、かごめのナレーション。
>すべてを終わらせる力を犬夜叉に与える。死ぬか、生きるか、これが最後の戦い!
すべて終わらなかったね!生きてたね!全く最後の戦いじゃなかったね!(アニメ的には最後だが)羅漢像のところも巧みにスルーされてしまったので、これは続きをやるとしたら大変そうだ・・・
なんだか私のこの感想、非難が7割を占めていますが、良かったと思います、そう思いたい(本音
とにかくありがとうございました!お疲れ様でした!ブラボー!(ぱちぱち
犬夜叉アニメが放送された事で私の人生は良い意味で大きく変わってしまいましたが、犬夜叉というアニメに出会えたことを私は最高に嬉しく思います、本当にありがとうございました。

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